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東海愛知新聞

第1回岡崎100セミ

市民が「先生」で「生徒」

世代を超え交流
楠見さんも講演
「続けたい」と実行委

 市民を講師に世代を超えた交流を深めようという「第1回岡崎100セミ」が24日、岡崎市舳越町の愛知学泉大学と同短大、岡崎城西高校を会場に開かれた。セミナーには100を超える登録があり、子どもからお年寄りまでが参加、NHK連続テレビ小説「純情きらり」に出演している同市出身の俳優・楠見彰太郎さんのトークショーもあった。
 市制90周年記念事業と市民協働モデル事業の一つとして、実行委員会(山森操子代表)を組織し、昨年秋から準備を進めてきた。
 セミナーは▽災害ボランティア入門▽イベントの創り方と企画・運営▽簡単なデザートの作り方▽家族で楽しむアロマセラピー▽熟語かるた▽漫画で学ぶマサイの美容室と東アフリカ社会―など、さまざまなジャンルがあった。
 このうちハンドベルを小さくしたミュージックベルの講座には、約20人が受講。講師の後藤千枝さんから扱い方を習ったあと『山の音楽家』をみんなで演奏した。小学校2年生と4年生の女の子を連れて参加したお母さん(29)は「子どもたちは習ったことがありますが、私は初めて。うまくできるようになりたい」と、澄んだ音色を楽しみながら練習していた。
 一方、楠見さんはトークショーで、俳優を目指して東京の大学に進学し俳優座に入ったことを語り、「上京してから演劇に打ち込んだが、こうしてまた、ふるさとの岡崎で講演できることがとてもうれしい」と話した。
 また「純情きらり」に“ひげのお巡りさん”として出演するにあたり、大先輩の笠智衆(故人)さんのドラマを参考に役作りをしたと披露し、「昨年11月から始まったロケでは、夏のシーンを冬に収録し、寒さで戸惑いました」と打ち明けた。
 大勢の市民の参加があり、実行委代表の山森さんは「これからも続けていきたい」と話していた。

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