日本消防協会から優良消防団として「表彰旗」を受賞した岡崎市根石消防団の柴田和好団長（５３）が13日、市役所を訪れ、柴田紘一市長にあいさつした。
　この表彰旗は、全国の消防団活動を支援している日本消防協会が、規律厳正で技能も熟達していると認めた優秀な消防団に毎年贈っているもので、県内では根石消防団のほか名古屋市の榎消防団が栄誉に輝いた。岡崎市内では平成10年度から岩津、六ツ美、羽根、常磐、山中、河合、昨年度は男川消防団と連続して受賞している。
　今回受賞した根石消防団は、明治25年に額田郡男川村消防組として発足。昭和22年に現在の名称となった。40人の団員が、消防技術の習得に積極的に取り組み、ここ3年間のポンプ操法の大会で連続入賞している。
　柴田市長が「根石学区は地域のみなさんの防犯、防災意識の高い地域で、消防団のみなさんには日々の活動に努力いただいて感謝しています」とお祝いの言葉を述べ、柴田団長は「団員全員が率先して訓練や行事に取り組んでいることが認められてうれしい。これを励みに一層がんばりたい」と話していた。