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東海愛知新聞

岡崎の大原さん

軽妙なエッセー72話

「〆切り金曜日でR(あーる)」発刊

軽妙なエッセーで知られる大原みりん(本名・つや子)さん(43)=岡崎市井田町=の2冊目の本『〆切り金曜日でR(あーる)』が、東京の新風舎から出版された。地元のタウン誌に3年間にわたって連載された同名のエッセーをまとめたもので、身近な話題から全国的な時事問題までを、独特の文章でつづっている。
 大原さんはコラムニスト、泉麻人のファンで、30歳代の後半、毎週1回、日常生活の話題を友人に宛てて送るようになった。ちょうど100通になったのをまとめたのが、平成13年12月に発刊された最初の本「〆切り金曜日」。
 14年1月号からタウン誌に毎月1回『〆切り金曜日でR』を連載。翌年からは東海愛知新聞に『注目のマト』を載せるようになり、ユニークなイラストとともに人気を集めている。
 この間、大原さんは地元のFМおかざきにパーソナリティーとして出演したり、ホームページを開設。ファン層も広がった。
 『〆切り金曜日でR』は、平成14年1月号から16年12月号まで連載した72話をまとめた。
 海外旅行で見かけたインスタントラーメンの屋台から宇宙旅行にまで話題が発展する「カップラーメンの宇宙食化」。「月がきれいな季節になった」で始まる「月と五ペンス」。あこがれだったギターに挑戦する様子をおもしろおかしく書いた「ロックバンドデビュー」などが並んでいる。
 大原さんは「身近な話題を視点に、全国区をめざしています。1冊目から4年、2冊目はさらにパワーアップしています」と話す。紙数の関係で、得意のイラストは載せられなかったが、「時間をかけて、ていねいに描いた表紙の絵は気に入っています。どうぞ『買ってみりん』『読んでみりん』」とPRしている。  『〆切り金曜日でR』は、文庫本サイズで1冊683円。問い合わせは新風舎(03―3746―4648)へ。

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