「敬老の日」を前に15日、岡崎市の柴田紘一市長が百歳以上の家庭を慰問し、敬老金品を贈って長寿を祝った。
　今年で100歳以上になる市内のお年寄りは、昨年より2人少ない40人（男7人、女33人）。80歳以上は7月末現在で11,801人（男3,703人、女8,096人）、65歳以上は52,908人となっている。
　最長寿者は明治34年3月15日生まれの女性で、吹矢町の山本クミさん104歳。男性では103歳になる秦梨町の日下部一郎さん。 　この日、美合町の彦坂てるゑさん（100歳）宅を慰問した柴田市長は「お元気で何よりです。毎日を楽しく、ますます元気に過ごしてください」と祝いの品を渡すと、彦坂さんはうれしそうに何度も頭を下げていた。
　日下部さんは身の回りのことはすべて自分でこなす。テレビのニュース番組が好きで、2カ月前に生まれたひ孫が現在の元気の源だという。
　なお、同市の人口に占める65歳以上の割合（高齢化率）は8月末で14.86％。