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東海愛知新聞

伊賀川などで水質改善

岡崎額田EMひろば あす万博会場で事例発表

EM(有用微生物群)で伊賀川などの浄化活動をしている「岡崎額田EMひろば」(八田鐡也代表、会員50人、事務局=岡崎市康生通西2丁目)が4日午後4時から、愛・地球博瀬戸会場の市民パビリオンで活動事例を発表する。
 「ひろば」が活動を始めたのは平成15年1月。汚れた川をよみがえらせるため、伊賀川へ流れ込む小呂川の支流、ミタライ川や砂田川にEM活性液やEMだんごを投入し、EMぼかしを詰めた袋を置いている。
 こうした活動事例を発表するのは会員の伊予田勝彦さん。「かつて伊賀川の水は臭かった」と伊予田さん。悪臭の主な原因はミタライ川や砂田川へ流入する家庭排水だった。
 排水は濃縮されてヘドロとなり、腐敗した有機物が悪臭を放つ。EMは有機物を分解して無機質に変え、悪臭を消す。水がきれいになると微生物が繁殖、微生物を餌とする魚が帰ってくる―という食物連鎖が復活した。
 会では、伊賀川中流域と小呂川・砂田川の合流点で水質測定をしている。伊予田さんはデータを示し、「メダカがすめるまでに水質が良くなってきた」と話す。伊予田さんらは今後、地域の人たちに行政も加わった環境保全の取り組みを広げていきたいとしている。

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