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東海愛知新聞

万年筆直します!

22日まで「ペンクリニック」
岡崎 竹内文具店

机の引き出しに眠っていた万年筆が、また使えます。岡崎市伝馬通 一、竹内文具店(竹内照男社長)で21日、ペンクリニックが始まった。
 どこの家庭でも1本や2本はある万年筆だが、ほとんどは机の引き出しの中で忘れられている。しかしここ数年、静かなブームになり、“筆記具の王様”として再び売り上げを伸ばしている。
 このため同店が「思い出」の万年筆をもう一度使ってもらおうと、全国でも10人足らずという“ペンドクター”の川口明弘さんを招き、西三河では初めてという無料のクリニックを開いた。
 年間40回ほど全国でクリニックを開いている川口さんによると、持ち込まれる万年筆は使われずにインクが詰まってしまったものがほとんど。「50年前のものでも元どおりになります」という。またペン先が傷んだものでも、専用の道具で直してくれる。
 美合町からやって来た男性(34)は「仕事で使うため、半年前に購入した万年筆を持参しました。(修理で)劇的に書き味がよくなりました」とうれしそうに話していた。 このペンクリニックは22日も午前9時30分から午後5時まで開かれる。

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