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東海愛知新聞

「きかんしゃトーマス絵本原画展」

生誕60周年で“原点”たどる    おかざき世界子ども美術博物館

ちびっ子に人気のキャラクター「きかんしゃトーマス」の原点をたどったトーマス誕生60周年記念展「絵本原画展」が14日、岡崎市岡町のおかざき世界子ども美術博物館で始まった。
 「きかんしゃトーマス」が誕生したのは、1945年の英国。原作者で牧師だったウィルバート・オードリーが、はしかにかかった息子のクリストファーに聞かせた、意思を持つ機関車の話がきっかけとされる。12年前にアニメ化される以前のタイトルは「汽車の絵本」で、トーマスは主役ではなく、登場キャラクターの一つに過ぎなかった。
 だれもがすぐ思い浮かぶ顔がある機関車のイラストは、C・レジナルド・ダルビーら3人の画家が絵本の挿絵として描いたもの。原作の26巻104話を3人が引き継ぎ、作画を手がけた。
 同展では、英国の出版社が所有する3人の原画約320点などを展示。絵本風や実写 風など、それぞれ独自の画風があり、同じキャラクターでも印象が異なる。3人とは別 に新シリーズ(27巻以降)の作画を担当したクライブ・スポングの原画もある。
 また、ソドー島を再現したNゲージのジオラマなどもあり、午前中から保護者と訪れたちびっ子は目を輝かせていた。入場料は一般 300円、小中学生100円(市内の小中学生は無料)。7月3日まで。

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