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東海愛知新聞

第4回学生フォーラム

地域活性化の研究成果発表

街づくりに生かせ
岡崎大学懇話会など主催

岡崎商工会議所(伊藤公正会頭)、21世紀を創る会・みかわ(大川博美会長)、岡崎大学懇話会(竹市明弘会長)が主催する第四回学生フォーラムが22日、岡崎市康生通西三のコミュニティサテライトオフィス(松坂屋岡崎店六階)で開催された。
 同フォーラムは、市内にある愛知学泉大学愛知産業大学人間環境大学岡崎女子短期大学の学生が、地域活性化をテーマに日ごろの研究成果を発表する場で、学生たちの手で企画・運営される。今回は、4大学から2組ずつ合わせて8組の発表があった。
 人間環境大学人間環境学部3年の伊藤伸昭さんと遠竹明奈さんは、「カイゼンから考える地域活性化」のテーマで発表。
 改善塾という現場で実習するインターシップの経験から学んだことを大学の改善のために実践した経過について発表。さらに地域活性化のためには、幅広い市民が問題点について話し合い、具体的な行動を始めることが必要だと提言した。
2人は「自分たちもできることから行動を始めることの大切さを学んだ」と成果を述べた。
 「女性の就業意識」(岡崎女子短大・加藤佳子さん、清水めぐみさん)▽「有松『竹田嘉兵衛商店』の外観の構成に関する研究」(愛知産業大・小倉裕介さん)▽「バリアフリー観光地の現状と課題〜岡崎市と高山市を比較して」(愛知学泉大・廣永由香さん)など、それぞれの切り口で課題を追求していた。
 発表後、未来城下町連合代表・佐谷智さん、21世紀を創る会・みかわ副会長・太田貴代子さん、岡崎商工会議所女性部会長・太田静江さん、岡崎市助役・真木宏哉さんから講評があった。
 太田さんは「発表者全員が、まじめに問題に取り組んでいる姿を見て、若い人たちに対する認識を改めました。若い人たちがもっと街に出て、活性化のために活動してほしいと思います」と話していた。

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