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東海愛知新聞

岡崎市小豆坂小 日本代表に

ビデオ作品で棚田を守る人たち紹介

KWN国際賞国内代表選出コンテスト(主催・松下教育研究財団、松下電器産業)で最優秀賞を受賞した岡崎市小豆坂小学校の児童ら4人が岡崎市役所を訪れ、柴田市長に喜びの報告をした。
 KWN(キッド・ウイットネス・ニュース)は、ビデオ制作活動を通じて、子どもたちの創造力やコミュニケーション能力を高めるとともに、社会問題に関心を示してもらうことを目的として1988年に米国でスタート。昨年からは国際部門が設けられ、世界15カ国372校が参加している。
 今回のコンテストは、愛・地球博の開催に合わせ「環境」または「ふれあい」をテーマに作品を募集。最優秀賞に選ばれた各国一作品を万博会場中央広場のEXPOビジョンで上映することを予定している。
 また、代表作品は世界コンテストに出品され、世界四地域(北米、中南米、欧州、アジア)と日本で選出された5作品の中からグランプリを決定する。
 小豆坂小学校は総合的な学習の時間で取り組んだ古代米の研究と、そこから発展した四谷千枚田(鳳来町)での稲作体験や植林活動の様子を6年3組の児童が撮影・編集し、3分の映像作品「かけがえのない自然 四谷千枚田」を制作、棚田の価値やそれを守る人たちの努力を紹介した。
 この作品が最優秀賞に選ばれ、世界コンテストの日本代表作品として出品される。市役所を訪れた児童らは「三分という短い時間にまとめるのに苦労した」「EXPOビジョンで上映されるのが待ち遠しい」などそれぞれの思いを語っていた。

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