エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

子どもの感動大切に

“ソニー科学教育”最高賞上地小の川瀬校長が報告

2004年度ソニー子ども科学教育プログラムの最高賞にあたる「入選プロジェクト校」に選ばれた岡崎市上地小学校の川瀬哲夫校長と金指由香里教諭が1日、岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長に喜びの報告をした。
 今年度は全国から小学校152校、中学校59校、小中学校合同二校の計213校の応募があり、審査の結果、入選プロジェクト校に1校、奨励プロジェクト校に15校、努力校94校の計100校が選ばれた。
 最高賞に輝いた同校は、科学が好きな子どもを▽身の回りの事象や対象にかかわり感動できる▽疑問に感じたことを見通しをもって自ら追究し解決できる▽友達や様々なこととかかわり合いながら自分の考えを深めたり広げたりし、新たな考えやものを創造できる―子どもと捉え、このような子どもを育てるため、いくつかのプロジェクトを実施している。
 例えば理科では、追究意欲を持続させる単元構成を工夫し、自分の考えを伝え深め合う力を育てる。生活科では知的気付きを自分自身の気付きへ深める単元構成を工夫する。総合では、学習の時間で育てたい力の評価方法の設計を行う―などの具体案が他校の参考になると高く評価された。また、これまでに行った教育実践について成果と課題を明らかにする考察・評価を行い、来年度の計画立案につなげる過程をしっかりと踏んでいることも評価された。
 川瀬校長は「子どもの感動を大事にしていきたい。子どもの手で追究し、解決した喜びを味あわせてあげたい」と話していた。

ページ最初へ