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東海愛知新聞

燃えたよ ドラゴンズ

岡崎・居酒屋「三絃」「来年こそは!」

プロ野球日本シリーズ第7戦は25日ナゴヤドームで行われ、中日ドラゴンズは―で西武ライオンズに敗れ、対戦成績勝敗で惜しくも50年ぶりの日本一を逃した。
 同日夜、20人を超えるドラファンが集まった岡崎市明大寺本町の居酒屋「三絃」。数少ないチャンスにメガホンを打ち鳴らしたが、ゲームセットと同時に「あーあ」とため息が重なり合った。
 だが、「よくやった。来年こそ」の声。店長の鶴田成史さん(37)は「今年は盛り上がりました。五年前のリーグ優勝では、お客さんも『テレビで中日戦をやってるか』という感じでした」。鶴田さんは自分の店を、客同士が一体感に浸りながら応援できるよりどころとして提供できたことを喜んでいた。

  石垣新聞店“野外応援席” 「家族で楽しめた一年」
 同市花崗町の中日新聞岡崎専売所石垣新聞店では、リーグ優勝の時と同じように玄関前に大型プロジェクターが置かれ、百人以上のファンが集まった。
 試合は点差が開いたものの、ドラゴンズの攻撃になるとメガホンを手に大声援。最終回になって、ようやく点が入ると最高潮になり、立ち上がって声援を送ったが、試合終了とともに落胆の声に変わった。
 立浪選手と同じ背番号「」のTシャツを着て声援を続けていた女性(30)は「夫の影響で野球ファンに染まってしまい、今年は家族四人でナゴヤドームまで応援に行きました。年間を通じて、こんなにプロ野球を見たことはありませんでした。家族で楽しめた1年です」と振り返っていた。

■万博へ市民の手形  
  おかざき匠の会 和紙にメッセージ添え

愛・地球博の「地球市民村」に展示が決まっている「おかざき匠の会」(上野房男会長)は、市民にも「手形」で万博に参加してもらおうと、岡崎市内で開かれる二つのイベントで協力を呼びかける。
 匠の会は、来年3月25日のオープニングから4月30日まで、万博会場で「命と平和のかたち」をテーマに会員が技を紹介する。
 市民にも気軽に参加できる手段をと「手形」を考えた。
 手形を押すのは、同会のメンバーが作った特殊な紙を使う。ふすま用の紙にケヤキを削ったくずから抽出した特殊な染料を塗る。水で濡らした手で押すと、手形が山吹色に浮かび上がる。
 同会では、長さ5.4m、幅32cmの巻紙約百枚を用意。30、31日に殿橋下流の乙川河川敷左岸で開かれる「秋の市民まつり」商工フェアと、11月6、7日、戸崎町のイオン岡崎ショッピングセンターで開催される「カルチャーフェスティバル」の会場に置き、手形とともに市民に平和へのメッセージも書いてもらう。約3000人の手形が押せるという。
 手形は万博会場に展示する。

ボランティアスタッフ募集

おかざき匠の会では、「地球市民村」の万博会場で実演の説明や接客を手伝ってもらうボランティアスタッフ(パビリオンアテンダント)を募集している。
 国籍、居住地は不問。来年4月1日時点で18歳以上で、日本語での会話ができることが条件。特に韓国語、英語のできる人を歓迎している。
 ユニホームが貸与されるほか、食事、交通費の一部が支給される。
 申し込みはツツイエンターテイメント内、匠の会の愛・地球博「地球市民村」プロジェクト事務局(電話0564―26―2210)へ。

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