家康主役の特別な公演
岡崎12月26日 あおいホールで市民歌舞伎
岡崎市民がキャストとなって歌舞伎に挑戦する「岡崎市民歌舞伎特別公演」が12月26日、市民会館あおいホールで開かれる。市制110周年記念事業の一つ。9月5日からチケットを販売する。(犬塚誠)
10代以下〜80代の40人がダブルキャストとして出演。岡崎が舞台の新作歌舞伎で、郷土の英傑・徳川家康を主人公とした「紅葉錦絵葵正夢」を上演する。同演目は2024年9月の「岡崎歌舞伎公演」で初演された。
出演する市民の職業は会社員をはじめ、幼稚園の先生やラジオパーソナリティー、俳優などさまざま。脚本と振り付けを担当した日本舞踊家・藤間勘十郎さんの指導の下、この1年以上にわたって稽古を重ねてきた。
公演日の12月26日は家康の生誕日に当たる。家康役を演じる長坂正登さん(61)は「家康公役の名に恥じぬよう、せりふや目配せなどをきちっとやりたい」、山崎康則さん(66)は「『素人がここまでやれるのか』という舞台になる。温かい目で見てほしい」と語る。
正午からの「葵の部」と、午後3時30分からの「紅葉の部」の2部制。「紅葉錦絵葵正夢」は共通だが、藤間さんらによる演目として葵の部では岡崎に伝わるヤマトタケル伝説を題材とした新作舞踊劇「大和武尊浪越譚」、紅葉の部では藤間さんと息子の康詞さんによる「連獅子」が披露される。両部では藤間さんと市民キャストとのトークショーもある。
葵・紅葉の部ごとにチケットが必要で、一般5000円。9月5日午前10時から、チケットぴあ(Pコード544―078)などで購入できる。市民会館窓口限定で、市民割券(3000円)や25歳以下券(2000円)も用意する。購入時は身分証明書を提示する。電話予約は同日午後1時から市民会館(21―9121)へ。
