人力車でまち駆ける
岡崎大・短大 スポーツ活動の同好会発足
本年度から共学化した岡崎大学・岡崎短期大学(岡崎市中町)に、スポーツ活動を行う同好会が誕生した。男女36人(男性は8人)が所属。「人力車のまち引き」などを通して、地域交流や社会貢献に取り組む。 (犬塚誠)
同好会の正式名称は「コミュニティ・スポーツ同好会」。共学化に合わせてトレーニングルームが開設されたことを機に発足した。活動内容はスポーツイベントへの参加やトレーニングルームでの健康教室開催など幅広い。
特徴的なのが、人力車を用いた活動だ。市内のイベントに出向いて無償で引く。提案者は運営法人の永柳宏副理事長(64)。スポーティーで男女問わず操作できる点に着目した。大学が城下町にあることも決め手となった。
学生の“相棒”となる人力車は、有志からの寄付で購入した。元々は金沢や京都を走っていた車両で、金沢の車夫から譲り受けた。乗車定員は2人。製造年代は不明だが、静岡県伊東市の職人が手作りしたという。
人力車を譲ってもらった車夫からは車の引き方をはじめ、客の乗せ方や降ろし方を学んだ。現在は練習段階だが、今後は秋の学園祭や岡崎市東公園での紅葉まつり、岡崎の桜まつりなどに参加する予定だ。
7月23日には大学近くの八柱神社(同市欠町)で人力車のおはらいが行われた。岡崎大教育学部3年の大参あい部長(20)は「大学がどういう活動をしているのかを伝えたい。まちに貢献したい」と笑顔を見せた。
