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東海愛知新聞

医薬品の使用方針整理

岡崎・幸田 地域フォーミュラリ始動

岡崎、幸田両市町の医療の質向上と医療費の適正化を目的とした取り組み「地域フォーミュラリ」が2日、始動した。地域の医療関係者の合意の下で、有効性と安全性、経済性にも優れた医薬品の使用方針を整理。災害時における医薬品の安定供給にもつながるとして期待されている。

政府は地域フォーミュラリの推進を打ち出し、国全体で進めることを示している。「西三河南部東医療圏」という名称で表される岡崎市と幸田町においては、2年ほど前から、岡崎市医師会、岡崎歯科医師会、岡崎薬剤師会、基幹病院(岡崎市民病院)が連携し、地域フォーミュラリの策定に向けた体制づくりを進めてきた。

地域の実情(使用量)に合わせて、高血圧症をはじめとする12の薬効群において、それぞれの推奨薬リストを作成。リストアップされている薬は、ジェネリック医薬品(後発医薬品)で現在は30種類前後だが、年に何度か更新する予定という。薬剤選択を標準化した形になり、各医療機関や医師らが参考にすることができるが、岡崎地域フォーミュラリ委員会関係者は「決して医師の処方を制限するものではない」と強調している。

この日は市竜美丘会館で「岡崎地域フォーミュラリ」調印式が開かれ、医師会、歯科医師会、薬剤師会、市民病院、藤田医科大学岡崎医療センターの代表者らが出席し、協定書に署名した。同委員会の小出信澄委員長は「導入した成果をはっきり示すことが求められる。住民への持続可能な医療体制の構築のために活用されることを祈念する」とあいさつした。(竹内雅紀)

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