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東海愛知新聞

あの頃に戻らないで

岡崎・小野さん 妻の実家で発見 戦時中の関連資料など
凱旋祝いや鉢巻き 軍用語集、写真集

岡崎市向山町の小野宗芳さん(78)の妻・裕子さん(73)の実家でこのほど、太平洋戦争の関連資料などが多く見つかった。世界各地で紛争や戦争が終わらない中、小野さんは「こうした資料が平和教育などに生きれば」と語る。

裕子さんの実家は市内にあり、江戸時代は三河木綿問屋として栄えた。昨年には同時代のものとされる切子灯籠が見つかっている。

このほど見つかったのは、太平洋戦争や日中戦争、日露戦争に関する資料。日露戦争後の凱旋がいせん祝いや出征時の鉢巻き、寄せ書き、軍用語集、当時の世界情勢が分かるすごろく、新聞記事、写真集、衣服を買うために発行された切符など軍国主義を象徴するものや、戦時中の暮らしぶりが分かるものだ。

小野さんは「かつて日本がたどった道に戻ることがないよう、こういう時期だからこそ、よく考えるべきではないかと思う。戦争が起きると、しわ寄せは庶民に来る。資料を処分するのは簡単だが、何かの役に立てばうれしい」と活用に期待を寄せている。(竹内雅紀)

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