世界中に咲かせたい
岡崎市立六ツ美中部小 ナノハナ畑で種収穫
岡崎市立六ツ美中部小学校の4年生約30人が7日、同市下青野町のナノハナ畑で菜種を収穫した。大正~昭和中期に六ツ美地域で盛んだったナノハナ栽培にちなんだ、地域との共同プロジェクトの一環として実施された。
同校によると、プロジェクトは毎年4年生が中心となって行っており、同校北側の畑でナノハナを栽培して菜種を受け継いでいる。収穫した菜種は地域住民らにも配布。目指すのは「ナノハナいっぱいの六ツ美中部」だ。
新4年生にとってはこの日が本年度最初の活動となった。花の時季を終えてさやが残った枯れ茎を、はさみで切って袋に集めていった。成瀬煌斗君(10)は「ナノハナを世界中に咲かせたい」と力を込めた。
同校近くの有限会社生駒組合歓木処分場(同市合歓木町)では、プロジェクトをPRする看板もお披露目された。昨年度の4年生(現5年生)61人が、1年間のまとめとして描いたエンブレムがあしらわれている。
設置した生駒組などによると、大きさは縦1.8メートル、横7メートル。敷地を囲う白い壁を子どもたちの絵で彩ってもらおうと考えた。現5年生が二十歳を迎える10年後までは耐えられる造りになっているという。
生駒尚久代表取締役(67)は「すてきな絵をたくさんありがとう。10年後、大人になった時にもう一度ここに来て、『あの時ああだったな』と思ってもらえれば」と思いを語った。 (犬塚誠)
