歴史的風致守り育てる
岡崎市 維持向上計画 国が認定
岡崎市はこのほど、市の歴史的風致維持向上計画(第2期)が国から認定されたと発表した。
「歴史的風致」は歴史まちづくり法で、各地域に残る城や神社、仏閣といった歴史的価値の高い建造物で、工芸品の製造・販売や祭礼といった、歴史と伝統を反映した人々の生活が行われている良好な環境と定められている。こうした環境を守る指針として各地で歴史的風致維持向上計画が考えられている。国からの認定を受けると、補助や支援などを受けられるようになるという。
岡崎市の計画では、岡崎城や大樹寺などの松平氏や徳川家康にまつわる岡崎城とその周辺、滝山寺(滝町)で行われる鬼まつりに関連したエリアなどの7地区が対象。2016(平成28)~26年度の10年間の取り組みを第1期計画とし、岡崎城跡の発掘調査による城郭遺構の解明や、石垣の復元整備などを通じた岡崎城跡の魅力向上、本宿町の「旧冨田家住宅(主屋・土蔵)」の大規模改修支援を通じて、歴史的建造物の保存・活用を進めると共に、国の有形文化財への登録につなげるなどの成果を残した。
第2期計画では、対象地域や理念などを踏襲しながら、地域内の無電柱化や道路美装化の他、観光受け入れの促進などを進める。さらには市民も参加するような取り組みを加え、市民が自分ごととしてとらえ、歴史的風致を守り育てていくようにすることが目標。
市まちづくり推進課の担当者は「岡崎には歴史的風致が多く残る。時代の変化に対応しながら、岡崎ならではの魅力や歴史的風致を守り育てていきたい」としている。(横田沙貴)
