ともに週末に見頃
岡崎 上地八幡宮「鬱金桜」、松應寺「白フジ」
春の花はソメイヨシノやシダレザクラだけではない―。岡崎市内の社寺の境内に咲く珍しい花が週末に見頃を迎える。
上地町の上地八幡宮(大須賀久人宮司)の「鬱金桜」は9日にほぼ満開になった。咲き始めは薄黄緑色で、徐々にピンク色に変わる珍しい桜。「美人桜」とも呼ばれる。大須賀宮司によると、開花は昨年より2日早い3日。「近年は開花してから満開になるまでのペースが早い」
きょう10日から桜まつりが行われる。「20日までの期間中楽しめるのではないか。今ならソメイヨシノとの“共演”も見られる」と大須賀宮司。9日には付近の住民らが一足早く訪れ、写真撮影をしていた。
まつりは午前9時〜午後8時。抹茶の接待やライトアップ(午後6〜8時)のほか、12日には浦安舞奉納(午後1時30分〜、3時〜)もある。
徳川家康の父・松平広忠の墓所がある松本町の松應寺(服部善樹住職)では白い花のフジが咲いている。昨年より6日、平年より10日ほど早い5日に開花し、9日現在で六分咲き。服部住職によると、週末には見頃を迎え、13日には満開になると予想している。
独特の甘い香りが参拝客を魅了。三重県鈴鹿市から訪れた女性は「いい匂い」と笑顔満開で写真撮影をしていた。昨年6月に藤棚を改修し、幅を広げた上に30センチ高くなった。
また、白フジの近くにあり、緑色の花が黄色、ピンク色へと変化する「御衣黄桜」は満開の状態という。(竹内雅紀)
