歩道橋架け替えで撤去へ
岡崎市 康生の「展開する立方体」
岡崎市は、同市康生通西3の国道1号と市道(西康生通り)の分岐点に立つモニュメント「展開する立方体」を8月末までに撤去する。国道1号の整備事業に伴い、国から移転を求められた。今後の活用は未定。(犬塚誠)
市まちづくり推進課によると、モニュメントは市内産の御影石製。1993(平成5)年3月に完成した。高さ2.2メートル、幅1.6メートルで、台座も含めた高さは3.4メートル。立方体を重ねたような形で「さらなる発展」を表現している。
中心市街地にモニュメントやベンチを設置する「都市景観整備モデル事業」の一環で市が建てた。デザインは埼玉県在住の石彫家・冨田真平さんが担当し、岡崎石製品協同組合連合会が制作した。
モニュメントが立っているのは国の用地。市が借地する形で設置していたが、昨年10月に国から移転の要請があった。「岡崎公園前」信号交差点にある歩道橋の架け替えに当たり、通行の妨げになるとされた。
市は要請を受け、昨年の市議会12月定例会に撤去費694万円を計上した一般会計補正予算案を提出。議決を得て、今年3月2日には業者と契約を結んだ。工事は早ければ5月下旬〜6月上旬に着工する見込み。
なお、大きさなどの面からモニュメントの再設置先は現時点で決まっておらず、ひとまずは市内の公共用地に仮置きされる。同課の担当者は「仮置きをする中で、今後の活用用途を考えたい」としている。
