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東海愛知新聞

伐採し有効展開

全国2位 オクオカ竹資源活用協議会

岡崎市の中山間地域(オクオカ)で放置竹林の伐採や竹資源の有効活用に取り組む「オクオカ竹資源活用協議会」がこのほど、食料や水、環境の問題解決に取り組む団体や個人をたたえる「第15回クボタ・毎日地球未来賞」(株式会社毎日新聞社主催)の「一般の部」で、応募42団体中の2位に当たる「クボタ賞」を受賞した。(犬塚誠)

協議会によると、伐採によって出た竹資源を有効活用している点が評価された。竹炭を餌に混ぜて育てたブランド豚「岡崎竹千代ポーク」をはじめ、タケノコを加工したメンマや水煮など、多彩な商品を開発してきた。

竹は元々、その丈夫さや軽さからさまざまな場面で使われてきた。しかし、生活スタイルの変化によって平成以降は需要が低迷。「宝の山」の竹林はいつしか“厄介者”になっていった。

「放置竹林を何とかしたい」。2022年6月、メンバーの挑戦が始まった。需要が減る中で、ただ竹を使うだけでは意味がない。重視するのは「新たな価値の創造」。現代人に合わせた商品を生み出すことに力を入れている。

活動を促進するための取り組みも並行して進めている。伐採や竹炭焼きに協力した住民にはオクオカ内の30店舗で使える「地域通貨券」を配布。楽しみながら参加できる仕組みをつくることで、地域活性化も図っている。

設立から3年以上が経過し、会員数は約30人になった。年齢層も30〜70代と幅広い。荻野昌彦会長(67)は「竹には可能性がある。今後も放置竹林の解消を目的に、対策に取り組んでいきたい」と力を込めて語った。

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