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東海愛知新聞

市制110周年事業に注力

岡崎 2026年度当初予算案

岡崎市は17日、2026年度当初予算案を発表した。一般会計は1548億5000万円(前年度当初比0.8%増)で、4年連続で過去最高額を更新。市制110周年記念の主な事業には計5億4268万円を計上した。 (犬塚誠)

歳入は柱となる市税が2.9%増の744億2489万円で、過去最高額を見込む。市民税は個人が5.3%増の293億3788万円、法人が3.9%増の37億4529万円。賃上げや企業所得の増加を踏まえた。

担当者は「景気が緩やかに回復している」と分析。固定資産税も家屋の新増築による増収を見込んで1.2%増の293億5899万円とした。ただ、「歳入の伸び以上に財源不足。根本的な厳しさは変わらない」とする。

歳出の目玉は、市制110周年記念事業。主な事業で見ると計5億円を超える予算が投入されるが、既存事業に「市制110周年記念」と冠した、いわゆる「冠事業」を除く事業費は9414万円にとどまる。

予定するのは、音楽とアートを融合させた親子向けイベントや市内で撮影された映画の上映会、原付きバイク用のご当地ナンバー制作など。デザインマンホールの周遊イベントや地産地消・食文化イベントも企画する。

同市明大寺本町の太陽の城跡地へのホテル誘致推進業務には、1090万円を積んだ。26年度は募集要項の公表・公募を行い、9月までに優先交渉権者を決定。本契約を締結し、27年2月以降の設計・建設着手を目指す。

歳出の半分を占めるのは扶助費や人件費といった義務的経費で、6.5%増の774億9252万円。社会保障費などの増加を想定し、予算規模自体も拡大した。インフラを含めた公共施設の修繕・更新費もかさむ。

歳出に対する不足分は、市の貯金に当たる財政調整基金を取り崩すなどして補う。取り崩し額は35億円となる。本年度末時点の残高は、市が目安にする「100億円」を超える105億円まで回復する見込みという。

市の借金に当たる市債の発行額は、48.9%減の45億5700万円。岡崎中央総合公園や市美術博物館の整備といった対象事業が完了しつつあるため、減少した。26年度末の残高は577億円になる見通しだ。

全国一律で始まる小学校の給食費無償化は、国や県からの補助金11億3026万円を活用する。補助金で賄えない分(差額)が発生するが、市費1億2628万円を充てるため保護者負担はない。食材価格が高騰しても無償化は続ける。

一般会計に阿知和地区工業団地造成事業をはじめとする11の特別会計818億1236万円(10.8%増)や、企業会計680億9040万円(3.8%増)を合わせた総額は3047億5276万円(4.0%増)。

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