青山氏(自民)返り咲き
衆院選愛知12区
投票率は5ポイント強上がり63.17%
第51回衆議院議員総選挙が8日、投開票された。前職、元職、新人の三つどもえとなった愛知12区(岡崎・西尾市)は、自民党元職の青山周平氏(48)が、中道改革連合前職の重徳和彦氏(55)、参政党新人の中川博登氏(47)を破って国政復帰を決めた。青山氏は2012(平成24)年の初当選以来の勝利。投票率は63.17%で、前回(24年)より5.12上がった。(衆院選取材班)
青山氏は、高市早苗首相(党総裁)が掲げる「責任ある積極財政」の提唱者の1人として、経済政策を中心に街頭演説などで主張。“高市人気”の追い風にも乗って支持を広げ、過去4連敗していた宿敵・重徳氏を久しぶりに上回った。
重徳氏は、結成間もない中道への支持が伸びずに苦戦。選挙戦中盤以降は「重徳党」や「三河党」、「志一本」などの表現を使って、人物本位での選択を呼び掛けたが、票の上積みはできずに選挙区では12年以来の敗北を喫した。
中川氏は「新しい選択肢」を強調。既成政党に代わる受け皿としてのアピールなどをしたが、伸び悩んだ。
当日有権者数は12区は44万188人だった。
全力で働いていく
青山氏は8日午後11時55分ごろ、当選を見越して岡崎市東明大寺町の選挙事務所敷地内の別室から支援者の前に姿を現した。歓声と拍手に迎え入れられ、万歳三唱で勝利を祝った。
今回の選挙戦について「大変厳しい戦いだったが、全ての皆さまのお力で小選挙区を勝つことができた。比例区、落選と多くのことを経験した上で、13年ぶりに小選挙区を取れた」と述べた。
その上で、「初心に立ち返って、これから国会で皆さまにお約束した仕事をしっかりと尽くしていく。どうか監視をしてもらい、『青山ちゃんと働け』と応援を頂ければ。全力で働いていく」と述べた。 (犬塚誠)
