社員らが森林保全
岡崎市 東邦ガスと連携協定
岡崎市と東邦ガス株式会社(名古屋市熱田区)は27日、森林保全活動などに関する連携協定を結んだ。岡崎市鶇巣町の市有林を使って、東邦ガスグループの社員やその家族らが間伐や下刈りなどの整備を行う。
カーボンニュートラル(=CN、二酸化炭素などの温室効果ガス排出実質ゼロ)社会の実現に向けた取り組み。2.57ヘクタールの森林で、年に1回程度活動する。期間はひとまず5年間。将来的には市民の参加も想定する。
市によると、同所は市内中心部を流れる乙川に架かる「桜城橋」の用材が調達された場所。用材伐採後の2016(平成28)、17年度には植林が行われた。現在は植林から約10年が経過し、手入れの時期を迎えている。
市と東邦ガスは22年11月にCN推進に向けた包括連携協定を締結。「森林づくり」を掲げる今回の協定もその取り組みの一つで、森林に人を呼び込むことで中山間地域の活性化にもつなげる。
間伐した木材はその場に切り捨てて肥料化させたり、林内に歩道を造る際に土留めとして活用したりする方針。今後、樹木の成長具合と桜城橋の修繕時期が重なれば、再び橋板として使う可能性もあるという。
同市役所の締結式で、内田康宏市長は「お互いにとって素晴らしいものとなるよう祈念する」、東邦ガスの片岡明博三河地域支配人は「連携を密にし、持続可能な社会を実現したい」とそれぞれ述べた。(犬塚誠)
