真冬の超短期決戦
27日公示 衆院選
愛知12区は三つどもえ有力
第51回衆議院議員総選挙が27日に公示される。投開票日は2月8日。1990(平成2)年以来の如月決戦は、1月23日の衆院解散からわずか4日で選挙戦に突入する超短期戦となり、各陣営や選挙管理委員会は慌ただしく準備を進めている。 (竹内雅紀)
愛知12区(岡崎・西尾市)は、中道改革連合前職の重徳和彦氏(55)、自民党元職の青山周平氏(48)、参政党新人の中川博登氏(47)による三つどもえの公算が大きい。3人とも県立岡崎高校出身。中川氏は前回(2024年)、日本維新の会から出馬したが、今回は参政党にくら替え。共産党は候補者擁立を見送る方針だ。
3人はあす26日午後7時から、一般社団法人西尾青年会議所(西尾JC)主催の公開討論会に出席予定。公式YouTubeチャンネルで生配信される。
各陣営は選挙期間中の拠点となる事務所の準備などに余念がない。年明けに急に解散風が強まったため、事務所探しから引っ越しまで急ピッチで進められている。これまでにない準備期間の短さを嘆くが「やると決まったら突き進むだけ」と切り替えている。
岡崎市ではポスター掲示板を657カ所に設置。投票所は88カ所だが、行事などの影響で昨年夏の参院選から2カ所変更した。投票所で予定されていた催事を同施設内の別の場所に移してもらう依頼などもしたという。
期日前投票の注意点
同市選管によると、投票者全体の約4割が利用する期日前投票には注意が必要という。市役所東庁舎では公示翌日の28日〜2月7日だが、7支所は5〜7日の3日間。通常は8日間程度だが、委託する係員の確保が困難で短縮された。また、人気のイオンモール岡崎(同市戸崎町)は先約があっため、今回は開設されない。投票所入場整理券は2月2日までに各世帯に配布予定。券がなくても会場にある宣誓書に記入すれば投票できる。
衆院選と同時に行われる最高裁判所裁判官国民審査の期日前投票にも注意が必要だ。国民審査法では、公示が解散翌日から4日以内の場合、国民審査投票日の7日前から行うという規定があるため、今回は2月1日から。1月31日までは小選挙区と比例代表の投票はできるが、国民審査は不可能となる。
◇
愛知11区(豊田・みよし市)は国民民主党前職の丹野みどり氏(52)と自民党新人の藤澤忠盛氏(54)の一騎打ちが濃厚。愛知14区(豊川・蒲郡・新城市、幸田・設楽・東栄町、豊根村)は、自民党前職の今枝宗一郎氏(41)、中道改革連合前職の大嶽理恵氏(48)、共産党新人の浅尾大輔氏(55)の前回と同じ顔ぶれの可能性が高い。
