強いチームを形成
愛知駅伝市の部 岡崎が史上初の4連覇
12月6日に長久手市の愛・地球博記念公園で行われた「愛知万博20周年記念第18回愛知県市町村対抗駅伝競走大会」市の部で、岡崎市代表チームが大会史上初の4連覇を達成した。25日に市役所でセレモニーと優勝報告が行われた。 (竹内雅紀)
全9区間(30.2キロ)で争われ、岡崎市は出場選手全員が区間5位以内の安定した走りを見せ、通算6度目の優勝を果たした。優勝回数は市の部では単独首位となった。
1区(2.8キロ)の佐野伊桜里さん(竜南中3年)が区間1位と15秒差の同4位と好スタート。細井太郎監督(62)は「スタート位置は抽選で決まるが、今回は最後列だった。1区の好走が勝因の一つ」、佐野さんは「個人記録は納得していないけれど、4連覇に貢献できたことはうれしい。再び市の代表として走れるよう頑張りたい」と語った。
2区(4.8キロ)の伊藤颯汰君(豊川高3年)が2位に押し上げ、3区(1.3キロ)の副島璃久君(緑丘小6年)がトップに浮上した。4区(2.8キロ)の尾田祥太君(南中3年)で2位になったが、5区(1.1キロ)の楓汐莉さん(矢作南小6年)がチーム唯一の区間賞を獲得し、再び首位に踊り出た。6区(3.6キロ)の小山愛結さん(岩谷産業)、7区(4.4キロ)の森田ここ乃さん(愛知高3年)、8区(4.4キロ)の德山雄太さん(三菱自動車エンジニアリング)は一度も首位を譲らず、9区(5.0キロ)の河野温喜さん(城西大3年)がゴールテープを切った。
監督就任後4連勝の細井監督は「大きな目標を達成できてほっとしている。インフルエンザまん延によりコンディションづくりが大変だったが、選手が無事にスタートラインに立てた。岡崎は強いチーム。ここで止まらず5連覇を目指したい」と声高に宣言した。
