まちのストーリー知る
11日 西尾で初の「ブラアイチ」
愛知県と西尾市が共催するまち歩きイベント「ブラアイチin西尾」が11日、同市内で開かれる。
名鉄西尾駅(住吉町)を出発し、市歴史公園や城下町の景観が残る順海町通り(順海町)、伊文神社(伊文町)、市岩瀬文庫などを巡る約6キロのコース。県職員や観光ボランティアによる説明が聞ける地点もある。
午前9時〜午後1時に同駅2階多目的交流スペース「おいでっき」でコースマップを受け取り、自由に散策する。コースは全て回らなくても良い。
参加無料。申し込みはあす9日午後5時までに、あいち電子申請・届出システムで。当日参加も可能。
「ブラアイチ」は県と市町村、団体がまちの“ストーリー”を発掘して紹介する取り組み。まちを歩きながら各地で地域の歴史や地形・川・道の成り立ち、過去の災害などについて専門家から話を聞き、背景を知ることで防災やまちづくりの意識を高める。地域の魅力を発信することで観光促進も目的としている。2017(平成29)年から県内各地で計18回開かれており、同市では初めて。
問い合わせは、同市河川港湾課(0563―65―2151)へ。(酒井希実)