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東海愛知新聞

2028年度で「廃止」

岡崎 公立小学校の部活動

岡崎市は、公立小学校の部活動を2028年度限りで廃止する。スポーツ庁が教員の働き方改革に向けて出した方針に基づく対応。後継活動の有無も含めた29年度以降の在り方は、各校の判断に委ねられる。 (犬塚誠)

市教育委員会学校指導課によると、公立小の部活動は4〜6年生が任意参加するもの。全47校にあり、西三河地域では珍しい。10月の休校期間「キッズデイズ」には各校対抗の「岡崎市小学校体育大会」も開かれている。

廃止は「29年度以降の部活動の運営は、学校から地域のスポーツクラブや文化団体に移行する」という同庁の方針から。昨年度の校長会で正式決定し、本年度にかけて保護者に周知し始めた。現時点で苦情は来ていない。

29年度以降は各校が実施判断

部活動に代わる新たな形のスポーツ・文化活動が行われるかは、各校次第だ。地域主体のクラブによって活動が継続されることが望ましいが、最終的には各校がPTAや学区総代会などと協議した上で決める。

なお、市内の公立中学校で23年度から進められてきた「地域ブロック部活動」化はしない。中学校区に比べて学区ごとのまとまり意識が強いことや、「小学校体育大会」の上位大会がないことが理由という。

同課の担当者は今後について「学校の実情や地域環境に合わせた形を探ってゆくことになるかと思う。地域や家庭、学校が話し合い、それぞれの“納得解”を見つけてもらうことが重要になる」と述べた。

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