子どもらがモデルとなった「夢を語るファッションショー」が30日、岡崎市明大寺町の葵丘で開かれた。幼児〜中学生ら約25人がお気に入りの衣装でランウエーを歩き、将来の夢を一人ずつ発表した。

オーダーメードの洋服を手掛ける株式会社レトル(名古屋市北区)と、子どもたちの夢を応援する一般社団法人ゆめを叶えるお城(同)が、自己表現の楽しさを体験してもらおうと企画。今回が初開催となった。

子どもらはドレスや大人っぽい衣装に身を包み、堂々とした姿を見せた。司会も子どもが務めた。ショーの合間には家族グループによるジャズコンサートや、フラダンスの披露もあった。

レトルの冨田圭衣子代表取締役(51)によると、来年以降の企画・運営は、全て子どもたちが担う予定。衣装デザインの募集も行うという。「初めての試みとなったが、今回を皮切りにして来年につなげていきたい」と述べた。