世界青少年発明工夫展で銀賞
幸田町の女子中学生3人 国際舞台でからくり作品
幸田町立南部中学校1年生の3人がこのほど、大阪・関西万博(大阪市)の会場で開かれた国際コンテスト「世界青少年発明工夫展2025」で上位25%以内の銀賞を受賞した。からくり作品を出品し、英語でのパフォーマンスや質疑応答に挑戦した。(酒井希実)
同コンテストは児童生徒の創造性と国際感覚を養う目的で、2004(平成16)年から世界各地で毎年開かれている。今回は13カ国・地域から約150作品が出品された。日本代表団は小学生〜高校生の21人。主催の公益社団法人発明協会が昨年度に国内で開いた各大会で優秀な成績を収めた個人・チームが日本代表に選ばれた。
幸田町からの出場は初めて。小学生対象の「幸田町少年少女発明クラブ」に昨年度まで所属していた間瀬希花さん、横井紬希さん、神谷麻妃さんの3人は、自作のからくり作品で競う「第12回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト」全国大会で2位に当たる特許庁長官賞(金賞)を受賞したことで選出された。
作品名は「パソコン操作で家事―お母さんを楽にする方法」。洗濯や掃除、料理といった家事を全て機械が行い、母親は趣味を楽しんで皆が笑顔になるというストーリーを表現した。現地では作品の完成度や、実際に動かしながら実況するパフォーマンス、来場者らとの質疑応答が審査された。
やり取りは全て英語。3人が作成した原稿を基に中学校の英語科教員が英訳した台本を暗記し、身振り手振りを交えて披露した。質疑応答には、作品の仕組みや自己紹介の内容を英語で記したパネルをあらかじめ用意して臨んだ。
3人は「いろいろな国の人が興味を持ってくれてうれしかった。自分では考えられなかったアイデアがたくさんあった」と振り返った。また、「もっと外国の人と関われるように英語を頑張る。今回はお母さんのためというテーマだったけれど、今後はいろいろな人の役に立てるロボットを開発したい」と意欲的に語った。