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東海愛知新聞

テーマはENJOY

来月27、28日 中総で「ものづくり岡崎フェア」

隔年で岡崎にものづくり企業などが集結するイベント「ものづくり岡崎フェア」が8月27、28の両日、岡崎中央総合公園総合体育館で開かれる。9回目の今回のテーマは「ENJOYものづくり! ENJOYイノベーション!」。岡崎市内外の89社・機関が技術や製品を披露し、連携を通じたイノベーションの可能性を探る。 (竹内雅紀)

主催は岡崎商工会議所、岡崎市、両者などで構成する岡崎ものづくり推進協議会。イベントは2008(平成20)年に始まった。

今回は市内に本社・拠点または営業所・工場を構える企業・機関が47、市外が42。3メートル四方の小間が105用意され、技術や製品を主に紹介するBtoB商談型と、DX(デジタルトランスフォーメーション)や脱炭素・環境、省人化、生産性向上、共創イノベーション、産学連携などの課題解決提案型の2パターンに分けられる。

事前申込制の講演会もある。27日午前11時からはサッカー日本代表元監督で株式会社今治.夢スポーツ代表取締役会長の岡田武史さんが「チームマネジメント―今治からの挑戦」、28日午後2時からは家族型ロボットの開発を手掛けるGROOVEX株式会社創業者でCEO(最高経営責任者)の林要さんが「温かいテクノロジー―LOVOT開発ストーリー」と題して講演する。それぞれ先着200人。

ステージでは13社・機関の“推しポイント”紹介があるほか、出展企業ブースへのインタビューのライブ配信、来場者向けのガイドツアーもある。

人手不足や物価高の影響で企業単体での成長が困難とされる中、他企業や団体と連携した上でのイノベーションを望む声が商議所の製造業向けのアンケートでも明らかになっているという。今回のテーマにある「ENJOY」は、来場者が展示品や課題解決提案を見たり、触れたりして、ものづくりに対する高揚感やイノベーションのヒントが感じられるようにとの思いを込めて名付けられた。担当者は「製造業の方だけでなく、他業種の方、ものづくりに興味のある学生などにも足を運んでもらい、連携や商談、就職のきっかけづくりや一歩踏み出す参考にしてもらいたい」と呼び掛ける。

午前10時~午後5時(28日は4時)。入場・聴講無料だが、登録が必要。問い合わせは、同協議会(53―6191)へ。

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