がん患者らを支援
9月27日 岡崎・中総で6年ぶりのRFLJ
がん患者とその家族を支援するチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン(RFLJ)あいちinおかざき」が9月27日、岡崎中央総合公園運動広場で開かれる。正午〜午後8時。岡崎市内での開催は2019年以来6年ぶり。8月31日まで公式ホームページで参加を受け付けている。 (犬塚誠)
トラックを周回してがん患者らに思いを寄せる米国発祥の取り組み。当日は広場内に設けられた200メートルのトラックを好きな速さで好きなだけ歩く。午後5時ごろからは亡くなったがん患者への思いや闘病中の患者への励ましのメッセージが書かれた紙袋に明かりがともる。
参加するのはがん経験者や闘病中の患者、大切な人をがんで亡くした家族など。皆で歩きながら励まし合ったり、情報交換をしたりする。直接がんとは関係ない人ががんへの理解を深められる場でもある。
参加費は1人1000円で、紙袋は1セット500円。運営経費を除いた収益は公益財団法人日本対がん協会に寄付され、がん患者やその家族、医療従事者への支援活動などに活用される。がん経験者と18歳以下は無料。
主催する実行委員会によると、岡崎は県内におけるRFLJの“始まりの地”。2010(平成22)年以降、市内では10回行われてきた。近年はコロナ禍などで中断していたが、市の協力もあって復活した。
自身もがんサバイバーの大菅善章委員長(62)は「がんに関わる人たちが少しでも肩の荷を下ろせる場にしたい。歩きながらしゃべって、みんなで力をもらったり、与えたりしたい」と意気込む。
雨天決行、荒天中止。中止の場合はホームページで知らせる。参加費などはそのまま寄付される。個人であれば当日飛び込み参加も可。問い合わせは、メール(rflj.aichi@gmail.com)で。