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東海愛知新聞

腸活で健康増進へ

岡崎のナンブ 顆粒とシロップを販売

株式会社ナンブ(岡崎市戸崎町、南部淳代表取締役社長)は現在、腸内環境を整える活動「腸活」を通して健康増進に寄与する事業に力を入れている。4月末には岡崎市と覚書を結んだほか、藤田医科大学発のベンチャー企業「株式会社バイオシスラボ」(豊明市)との共同プロジェクトで健康食品2点を販売している。 (竹内雅紀)

2つの健康食品に共通しているのは、腸内の善玉菌の“餌”になり、善玉菌を活性化させる「プレバイオティクス」という化合物だ。オリゴ糖や食物繊維などが代表例として挙げられる。

今回、ナンブは「超いきいき家族」シリーズと題して、「ケストース結晶」(5184円)と「オリゴ糖シロップ」(2916円)の2商品を5月からECサイトで販売している。

ケストース結晶は、ケストースという高純度の結晶状の糖(オリゴ糖)の顆粒かりゅうタイプで、3グラム入りで30袋。体に有用なさまざまな菌を同時にサポートする。1日1袋が目安で、やや甘みがあり、水がなくても飲める。

オリゴ糖シロップは、ケストースとイヌリンという水溶性食物繊維を混合させた液体で、500ミリリットル。腸内全体の善玉菌を持続的に支える。1日に5~15ミリリットルの摂取が目安で飲み物や料理に混ぜて使用する。

■肉体、精神の土台

南部社長は「腸内環境を整えることは、肉体はもちろん、精神にも良い。土台と言っても過言ではない。学術的な裏付けもある。腸内環境改善を通した健康増進事業を今後拡大していきたい」と意気込みを語る。

同社と覚書を結んだ岡崎市では現在、職員が腸活モニターとして協力している。南部社長は「結果を検証した上で、市民にも広く展開できるようにしていけたら」と意欲的だ。

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