南部を盛り上げよう
岡崎 地元関係者が「フォーラム」
JR岡崎駅周辺を中心とした岡崎市南部のまちづくりについて考える「オカエキフォーラム」が12日、同市柱町の結婚式場「ララシャンスOKAZAKI迎賓館」で開かれた。地元関係者約25人が参加し、まちを盛り上げるためのアイデアを出し合った。
集まったのは地域住民のほか、民間の事業者や団体の関係者、市職員など。自分の好きな南部のスポットを紹介したり、同駅周辺に点在する小規模公園「ポケットパーク」の活用方法を提案したりした。「道路好きとして、藤田医科大学岡崎医療センター前を通る道路の福岡線がお薦め」「公園でのマルシェに出店を」といった意見が出た。
市中心部からの参加者もおり、まちづくりによる康生地区の変遷を紹介。市が進める太陽の城跡地(同市明大寺本町)へのコンベンション機能を併せ持つ滞在型複合施設の誘致にも触れ、「市役所と市長が勝手に言っているだけで、決して住民は望んでいない」と語気を強めた。
中京大学附属中京高校(名古屋市昭和区)2年の土生累詩君(17)は「自分が住む南部が発展していくヒントを考えるために参加した。まずは、自分たちが魅力を知った上で、情報を発信していくことが必要だと思った」と感想を述べた。
主催したまちづくり団体「出会いの駅おかざき」によると、南部を盛り上げるための取り組み。次回は10月9日午後6時から。