カズ 3年ぶりの来岡
サッカーJFL FCマルヤス戦
今季初のベンチ入り 試合出場はならず
第27回日本フットボールリーグ(JFL)第10節が1日、岡崎市真伝町のマルヤス岡崎龍北スタジアムで開かれ、ホームのFCマルヤス岡崎はアトレチコ鈴鹿と対戦し、0―0で引き分けた。現役最年長選手で「カズ」こと三浦知良選手(58)が今季初めて鈴鹿のベンチ入りメンバーに名を連ねたが、試合出場はならなかった。
試合前の選手発表時、鈴鹿のリザーブメンバー(控え選手)で「背番号11 三浦知良」と紹介されると、鈴鹿の敵地である岡崎にもかかわらず、会場からは歓声が上がった。三浦選手は試合前やハーフタイム中、若手選手に積極的に声を掛けたり、入念にウオーミングアップをしたりして出番を待ったが、約半年ぶりの公式戦出場は次節以降にお預けとなった。
試合後、インタビューに応じた三浦選手は「やっとベンチ入りできた。今後も試合が続くので、いい状態で試合に挑めるよう準備していきたい」と語った。岡崎は3年前の練習試合以来。「たくさんのファンの方が来てくれた。いい雰囲気の中での試合だった」と振り返った。(竹内雅紀)