まちの課題解決へ
岡崎再生本部がワークショップ
岡崎市にまちづくりの企画や構想を提案する公民連携組織「岡崎再生本部」の第1回ワークショップ(WS)が20日、市図書館交流プラザ(りぶら)で開かれた。内田康宏市長が掲げる「岡崎再生」に向けて、20~40代が積極的に意見を出し合った。 (竹内雅紀)
3月に発足した同本部は、一般社団法人岡崎青年会議所(岡崎JC)が運営主体となり、岡崎商工会議所、岡崎市六ツ美商工会、岡崎市ぬかた商工会、JAあいち三河、一般社団法人岡崎パブリックサービス、NPO法人岡崎まち育てセンター・りたの各団体と市で構成している。
この日は各所属から選抜された17人が3グループに分かれて、岡崎市の現状や課題について話し合った。乙川流域を中心としたまちづくりや交通渋滞、子育てなどについてのさまざまな意見を付箋に書き出し、模造紙に貼っていった。会の終盤にはグループごとの発表もあった。
冒頭で内田市長は「12年前には岡崎活性化本部で新たなまちづくりのために知恵と力を尽くしてくれた先人たちがいた。これからは皆さんの番。若い知恵と行動力に期待している」とメッセージを送った。岡崎JCの前田晋作理事長(40)は「思っていたよりも意見が出た。岡崎は可能性を秘めたまち。出た意見をしっかりとまとめたい」と述べた。
今後、3回のWSを経て、3月末までに提言書を市に提出する。