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東海愛知新聞

野菜もっと食べりん

岡崎市 来月からファミマと協力し啓発

岡崎市は6、7月の2カ月間、コンビニ大手の株式会社ファミリーマート(東京都港区)と協力し、市民の野菜摂取向上のための啓発活動を同社の市内全店舗で行う。昨年度に続き2回目。幅広い世代が利用する店舗でのPRで浸透を図る。

2022年度に市民を対象にした「食育に関するアンケート調査」では、1日当たりの野菜摂取量が209グラムで国の目標量である350グラムを大きく下回った。市は同社と19年7月に包括協定を締結しており、市内のコンビニで最多店舗(25年5月現在で69店舗)の同社と協力し、野菜摂取を呼び掛ける活動を昨年6〜9月に初めて実施した。

昨年は1日当たりの野菜摂取量350グラムを強調した展示物を商品棚に配置したが、350グラムが分かりにくいといった意見もあったという。今年は食育月間に当たる6月と翌7月の2カ月間に絞り、「あれ? 今日、野菜食べた?」「ひとつサラダを増やしてみない?」と書かれた縦長の展示物と、おにぎりやパンの商品棚への同文言の展示物、「あれ? 今日野菜食べた? 野菜食べりん!」と書かれた横断幕を掲示。店内には生野菜サラダやカット野菜など約30商品をそろえ、

野菜の量が分かるような表示もするという。今回用意した啓発物の製作費は約10万円。

市は食育に関するアンケート調査を来年度に実施するとしており、2年間の啓発活動の効果がどのような形で表れるか注目される。(竹内雅紀)

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