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東海愛知新聞

環境に優しい電気

来月1日 岡崎市民向けプラン発売

今までと同額かそれ以下の金額で環境に優しい電気を使える岡崎市民向けの電力プランが4月1日、発売される。中心部の7町をはじめとする市内全域が対象で、エネルギーの地産地消と脱炭素の実現を目指す。(犬塚誠)

プランを取り扱う、おいでんエネルギー株式会社(豊田市東梅坪町)がさまざまな発電方法でつくられた電気を調達。岡崎市内で発電された再生可能エネルギー電源に由来する「価値」をひも付けることで、二酸化炭素(C02)排出量を相殺する。

同社によると、C02排出量の全体の約4割は発電時由来。発電時のC02フリー化がカーボンニュートラル(C02などの温室効果ガス排出実質ゼロ)に向けて有益とされる中、昨年8月に同市と協定を結び、協議してきた。

脱炭素について同市は2020年に30年後の50年におけるゼロカーボンシティを宣言。再生可能エネルギーの普及促進や省エネ活動に取り組んできた。22年には中心部の7町が環境省から脱炭素先行地域に選ばれた。

脱炭素先行地域が目指すのは「電力使用におけるC02排出実質ゼロ」。実現のためには調達する電気のC02ゼロも達成する必要がある。今回の電力プランは、こうした動きを加速させるものとして期待されている。

3月25日には松原俊介代表取締役が同市役所でプランの発売について報告。「安心と安全性を市民に理解してもらえるようにしたい」と抱負を語り、内田康宏市長は「これからも期待している」と述べた。申し込みは、同社ホームページで。

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