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東海愛知新聞

職人技を体験

岡崎 きょうまで匠の会のカルチャーフェス

岡崎の伝統産業やものづくりを紹介するイベント「カルチャーフェスティバル」が15日、岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎で始まった。きょう16日まで。

市内の伝統工芸などに携わる職人らでつくる「おかざき匠の会」が20年以上前から主催するイベント。2日間で石製品や三河花火、和太鼓、三州灯籠などの17事業者が参加する。展示や実演、体験を通して職人技に触れることができる。

15日は手彫り印鑑、表具、銅像の型を制作する職人技を実演。革のキーホルダー作りや、金箔でタイルに絵を描いたり、木綿の綿が入った座布団に針と糸で仕上げを施したりする体験を子どもから大人まで楽しんでいた。

今回のテーマ「おかざき匠学園」にちなんで、「仏壇」「蝋燭」などの漢字や職人が使う尺貫法の計算を練習できる“ドリル”を用意。挑戦するとくじ引きに参加できる。また、各産業で使う材料を“調理”した「匠弁当」を展示している。

村瀬哲也会長は「体験を通して地元の伝統産業を知ってほしい」と呼び掛けている。

きょう16日は座布団作りの実演と打ち上げ花火の模擬玉作り、和ろうそく絵付け、大字創作などを体験できる。午前10時〜午後5時(材料がなくなり次第終了)。参加無料。 (酒井希実)

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