環境に優しい水素
岡崎 トヨタ自の子ども向け燃料電池教室
トヨタ自動車株式会社(豊田市トヨタ町)の子ども向け講座「燃料電池教室」が9日、岡崎市シビックセンターで開かれた。
市内の小学5、6年生とその保護者20人が参加。同社の燃料電池自動車「MIRAI」と同じ構造の燃料電池を作り、二酸化炭素を排出しない水素エネルギーについて学んだ。水素電池は水の電気分解の仕組みを利用し、水素と酸素を化学反応させて、車を動かすエネルギーとなる電気を生み出す。講師を務めた同社員は「水素は身近なもので取り出すことができ、環境に優しい」と紹介した。
子どもらは電極を中心に10個ほどの部品を組み立てた後、作った電池2個(2人分)を使い、「MIRAI」を20分の1に縮小したミニカーを走らせた。同市立六ツ美西部小学校5年の杉田晴君(11)は「電池の組み立てが楽しかった。水素自動車の仕組みを知ることができて良かった」と感想を話した。
子どもたちに温暖化対策や再生可能エネルギーについて考えてもらうために同市地球温暖化防止隊が主催した。燃料電池教室は市内で初開催。市民、事業者、行政でつくる同団体は2006(平成18)年から活動し、地球温暖化防止につながるイベントを企画している。 (酒井希実)