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東海愛知新聞

おかざきマラソン終了

民間主催の大会に統合へ
岡崎市議会代表質問

岡崎市議会3月定例会は27日、本会議を再開。代表質問に入り、磯部亮次(自民清風会)・加藤嘉哉(民政ク)の両議員が登壇した。 (竹内雅紀)

磯部議員が、スポーツツーリズム推進における民間との連携などの新たな取り組みを質問した。

加藤健一郎社会文化部長は「令和7(2025)年度は市内のマラソン大会の再編を進める。具体的には、毎年秋の市主催の『おかざきマラソン』を終了し、民間主催のマラソン大会への実質的な統合を目指す。マラソン大会は本年度、市と民間合わせて10大会が開催された。おかざきマラソンはここ数年、参加者の減少が続き、6年度はピーク時の3分の1の約1600人まで減少した。交通規制に対する近隣住民対応や警備等に係る経費高騰などが懸案となっていたため終了を決断し、民間のマラソン大会との連携を強め、市民ランナーの期待に応えたい」と述べた。

岡崎再生本部の運営主体はJC

また磯部議員は、提案説明で内田康宏市長が触れた岡崎再生本部について尋ねた。

内田市長は「私の1期目に岡崎活性化本部をつくったが、今回も停滞する市の活性化を促し、本市の将来ビジョンを達成するため、公民連携でまちづくりの企画構想を提案する岡崎再生本部を立ち上げる。運営主体は若者の発想を重視して一般社団法人岡崎青年会議所(岡崎JC)に担ってもらう。市民のまちづくりへの関心をさらに深めてもらい、民間の発案を通じ、まち全体での活性化の取り組みにつながることを期待する」と答弁した。

市制110周年に市民歌舞伎公演を

さらに磯部議員は、岡崎歌舞伎の今後と市民の関わりを聞いた。

加藤社会文化部長は「昨年9月の岡崎歌舞伎公演は3回の公演が全て満席で、本市の文化芸術振興に大きく貢献できた。徳川家康公を主人公とする新作オリジナル歌舞伎『紅葉錦絵葵正夢』の台本を活用した市民による歌舞伎公演の構想があり、プロの指導を受けながら、プロと一緒に市民が活躍する舞台を目指すことも検討している。令和8年の市制110周年の記念公演として幕を上げられるよう、7年度の早い時期から参加者の募集に着手し、必要な準備を進めていく」と答えた。

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