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東海愛知新聞

岡崎の未来を考える

甲山中 3年生が市職員と意見交換

岡崎市立甲山中学校の3年生7人が12日、市役所で市企画課職員と意見交換した。市が直面する人口減少問題を皮切りに、子育てや地域交通、まちづくりに関する課題を取り上げ、自分たちの考えを市側に提案した。

3年生約250人は本年度、総合的な学習の時間を使って市の人口減少問題について探究。同課職員の授業を受けるなどして未来のまちの在り方を考えてきた。この日は髙橋優桜さんが代表でプレゼンテーションした。

髙橋さんは市民の死亡理由のうち、2.8%が自殺である点に着目。出生率の向上に向けた取り組みと併せて、自分の将来について考える体験型セミナーを開催することで「『生きたい』と思える人が増える」と語った。

意見交換の時間には、7人が市政に関する疑問点を質問。「近くに2本の橋があるのに桜城橋を造った意図を知りたい」と質問した生徒は、防災やライフライン、にぎわい創出の面での利点について説明を受けた。

髙橋さんは「実際に意見が取り入れられたらうれしいし、当事者と話すことで考えがより現実的になることが分かった」と述べた。(犬塚誠)

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