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東海愛知新聞

人身事故1000件超

岡崎警察署昨年の交通事故統計

死者は8人

岡崎警察署はこのほど、同署管内(岡崎市、幸田町)で昨年1年間に発生した交通事故の統計を発表した。

交通人身事故は1001件(前年比27件増)発生。1059件だった2021年以来3年ぶりに1000件を超えた。1150人が負傷(41人増)し、8人が命を落とした(3人減)。死者1桁は2年ぶり。

午後4〜6時に1時間当たり78.5件、午前6〜9時には71.3件の事故が発生。月別では12月が最多の117件で、通勤・通学時間帯や忙しい時期など気持ちに余裕のない時に事故が起こりやすいことが表れている。

自動車が関わる事故が6割以上を占め、出合い頭での衝突が287件で最も多い状況。事故原因は前方の安全確認不足が7割を超える764件だった。

自転車が関係する事故は193件。ヘルメット着用は努力義務化されているほか、飲酒運転や「ながら運転」といった自転車の罰則が強化されている。

根石がワースト

現場は市道が4割を超える438件、幹線道路では国道1号と国道248号(共に83件)、次いで県道岡崎環状線(77件)の順に多かった。死傷者数では車通りの多い幹線道路を含む①根石(64人)②連尺(58人)③羽根、六名(56人)―の4学区が多かった。

死傷者のうち、年齢層別では16〜24歳の「若者」と65歳以上の高齢者が共に13.6%を占めた。特に高齢者は前年より12人増の158人。

山口幸治交通課長は「事故はいつどこで起きるか分からない。運転手はもちろん、自転車、歩行者も、あらゆる人に危険が及ぶ。痛い、悲しいといった思いをしないよう、全ての人がルールを守って事故に遭わないようにしてほしい」と注意を促している。(酒井希実)

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