天守閣と大手門に投影
31日〜来月2日 岡崎城公園でPM
岡崎城公園で31日〜2月2日、プロジェクションマッピング(PM)イベントが開かれる。岡崎城天守閣と大手門に徳川家康ゆかりの文化財などを投影する。午後6〜9時。観覧無料で、事前申し込み不要。
天守閣では約6分間の映像を約3分間の休憩を挟みながら、大手門では約4分間の映像を連続投影する。題材は、岡崎ゆかりの浮世絵や大樹寺のふすま絵など。どの時間帯に行っても同じ映像が見られる。
プロデュースする株式会社一旗(名古屋市西区)によると、岡崎城でのPMは今回で5回目。昨年3月に天守閣前のマツが伐採されて以降は初めての開催で、「だいぶきれいに見えるようになったと思う」と期待を込める。
イベントは、岡崎市を舞台としたメディア芸術の祭典「岡崎デジタルアートナイトフェスティバル」のメインプログラムに位置付けられており、岡崎市ナイトタイムエコノミー推進協議会が主催する。
雨天時は一時中断または中止の場合がある。詳しくは、イベント公式サイトで。(犬塚誠)
来月末までライトアップは中止
岡崎市は28日から、岡崎城公園内の岡崎城天守閣と大手門のライトアップ(日没〜午後10時)を中止している。水銀灯からLED灯への更新工事を行うためで、2月28日まで。3月1日に再開する。
市公園緑地課によると、更新により、照明のフルカラー化と遠隔操作を実現。グラデーションのあるライトアップができるようになり、桜、藤、花火の季節に合わせたプログラムも組めるようになる。
2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の放送や園名変更を機に、園の魅力向上を図ろうと考えた。LED灯は10年間のリース契約で、契約料は天守閣が約3600万円、大手門が約900万円。