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東海愛知新聞

豊田市が総合1位

全国市区第4回SDGs先進度調査

全国市区第4回SDGs(持続可能な開発目標)先進度調査の結果がこのほど発表され、豊田市が初の全国総合1位を獲得した。

調査は株式会社日本経済新聞社が2024年8〜11月に全国815市区を対象に実施。回答のあった702市区のSDGsへの取り組み状況を、経済・社会・環境の3つの側面から評価した。

2018(平成30)年度に始まり、隔年で行われている調査において、豊田市は4位、5位、2位と過去3回とも上位だった。なお、これまでは京都市とさいたま市(2回)の政令指定都市が首位だったが、今回初めて中核市が首位に立った。

経済分野では、女性の起業支援事業や事業承継支援事業など豊田商工会議所や豊田信用金庫と連携した仕組みが評価され、分野別でも1位となった。

社会分野では、企業のSDGsの取り組みを評価・認証する制度や子ども向けの講座などが評価されて6位に。

環境分野では、渡刈クリーンセンターでのバイオマス発電や、発電した電力の環境評価を証書として販売する取り組みが評価されて2位にランクインした。

太田稔彦市長は「全国総合1位という名誉な評価をいただき、大変光栄。この評価はSDGs推進に携わってくださった市民や企業、団体など多様なパートナーの努力と行動の賜物たまものであり、謝意を表したい。SDGs達成目標の2030年まで残り5年となる中、今年10月には『2025国際首長フォーラム』を国連と共催する。今後も市の取り組みを世界に発信し、SDGs達成に向けて取り組みを加速したい」とコメントを出した。

総合上位20位の中で、愛知県内の自治体ではほかに大府市が12位、小牧市が18位だった。結果は、日経新聞社が編集・発行する地方創生・地域経営の専門誌「日経グローカル」に掲載されている。 (竹内雅紀)

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