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東海愛知新聞

“赤字”状況の改善へ

岡崎市 ふるさと納税現地決済サービス

岡崎市は17日、ふるさと納税の寄付受け入れ額が市税流出額を下回る“赤字”の状況を改善しようと、市内5施設でふるさと納税の現地決済サービスを始めた。3月までに寄付額300万円増を目指す。

サービスでは、市外からの利用が多いホテル2施設とゴルフ場3施設に申し込み用QRコードを設置。スマートフォンで読み込んで登録し、クレジットカードで決済すると、返礼品としてその場で使える電子クーポン(寄付額の30%相当)がもらえる。

市によると、昨年度に市民が市外の自治体に行ったふるさと納税額は約16億円だったのに対し、市外から市への寄付額は約2億8000万円。内田康宏市長は「深刻な状況を打開したい」と語る。

寄付金は、教育環境の充実や岡崎城公園の桜の維持管理などに使われる予定。なお、昨年度に市に寄せられた寄付は、地域の商工業の振興支援や脱炭素社会に向けた取り組みに活用された。

市は今後、寄付額増を目指して同サービスの加盟施設を増やす考えで、2月19日には市役所分館3階大会議室で市内の飲食・サービス業などを対象とした説明会を開く。午前10〜11時と午後3〜4時の2回制。申し込みは、同14日までにで。

問い合わせは、市商工労政課(23―6059)へ。 (犬塚誠)

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