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東海愛知新聞

中岡崎駅バリアフリー化へ

市が基本構想案への意見を募集

岡崎市は現在、愛知環状鉄道中岡崎駅・名鉄岡崎公園前駅(同市中岡崎町)周辺地区を対象にしたバリアフリー基本構想案への意見を募っている。主に中岡崎駅のバリアフリー化を後押しする内容で、意見の提出は2月7日まで。(竹内雅紀)

バリアフリー法に基づく基本方針では、1日当たりの平均利用者(乗降客)が3000人以上の駅は原則バリアフリー化することが掲げられている。共に3000人以上の利用があり、乗り換え需要も高い両駅。岡崎公園前駅は2021年度にバリアフリー化した一方で、中岡崎駅は整備されていない。市内の鉄道17駅(JR2、名鉄9、愛環6)の中で、3000人以上の利用駅で未整備は中岡崎のみ。

基本構想案では両駅とその周辺をバリアフリー推進地区に定め、中岡崎駅にエレベーターやバリアフリートイレの設置、周辺市道の段差解消などを特定事業として明記。28年度の完了を目指す。

市地域創生課によると、基本構想を策定すれば、通常は国と岡崎市、愛環が3分の1ずつ負担する駅の整備費の割合が、国と岡崎市の折半に。事業者である愛環の金銭的負担が減ることで、バリアフリー化が早期実現すると考えられている。整備費は構想策定後に作成される事業計画で明らかになる。

市は意見聴取後、交通事業者や有識者、市民らで構成する協議会を経て、今年3月末までに基本構想を策定し、公表する。意見提出は市電子申請・届出システムなどから。

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