山学の体験を提供
岡崎市が3月 コロナの影響受けた中学生に
岡崎市は、小学生時代に新型コロナウイルス禍などで「山の学習」(=山学、林間学校)を体験できなかった市内在住の中学生を対象に、3月15日に市少年自然の家でイベント「リベンジ山学! 中学生諸君」を開く。1月24日まで参加者を募集中。
山学は市内の小学5年生が体験する恒例行事。イベントでは焼きそば作りや落ち葉スキー、キャンプファイヤーを通して、小学生時代にできなかった思い出をつくる。落ち葉スキーとキャンプファイヤーは山学の定番企画で、山学の際に児童が歌う「山のなかまと」の歌詞にも登場する。
少年自然の家によると、コロナ禍では山学が軒並み中止に。直前まで予定されていたが、校内での感染が拡大したり、県の警報が発令されたりして中止になった事例もあったという。悪天候や開催時季の関係で一部の体験ができなかった生徒にも配慮した。
午前9時30分〜午後3時30分。参加費1人500円。定員は40人程度で、グループでの申し込みも可。応募多数の場合は抽選になる。申し込みは、市電子申請・届出システムなどで。
申請は1人ずつ行う。
少年自然の家の担当者は「コロナの時は何もできなかったと思う。既に受験が終わっている子もいるかと思うので、ぜひ義務教育最後の思い出をつくってほしい」と呼び掛ける。
問い合わせは、少年自然の家(47-2357)へ。