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東海愛知新聞

愛知駅伝3連覇

岡崎市代表チームが快挙

長久手市でこのほど行われた「愛知万博メモリアル第17回愛知県市町村対抗駅伝競走大会(愛知駅伝)」の市の部で、岡崎市の代表チームが3連覇した。優勝は5回目。穴のない総合力で他チームを圧倒した。(犬塚誠)

1区は2位でたすきをつないで順調な滑り出し。2区で4位まで順位を落としたものの、3区で再び2位に浮上した。4、5区も2位を死守し、6区で首位へ。7、8区は区間最高記録の走りでアンカーにつなぎ、最終9区は独走状態でゴールした。タイムは、昨年を2分以上上回る1時間35分49秒だった。

「思い描いたシナリオ通りの展開だった」と振り返るのは細井太郎監督(61)。勝負は小学〜高校生が走る前半にあった。念頭に置いたのは“スーパー級ランナー”がそろう豊川市。「前半で豊川に付いていけば勝てる」と踏んだ。選手たちも粘り強く激走。一般女子に2位でたすきがつながり、勝利を確信した。

重圧はねのけ自分の走り

昨年に2連覇を達成し、今回は大会前から「3連覇を」という声が上がっていた。市立上地小6年の杉山航太君は「『3連覇』という目標にプレッシャーを感じていた」と述懐。しかし、時間の経過とともにチーム内には自信が広がっていった。市立緑丘小6年の安藤美琴さんは「緊張したけれど、自分の走りができた」と胸を張る。

市民駅伝をはじめとした駅伝文化の浸透により、走りの強さには定評のある岡崎市。次なる目標は4連覇だ。細井監督は「たくさんの市が『打倒岡崎』と言っている。倒れないように頑張りたい」と前を見据える。

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