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東海愛知新聞

岡崎らしい しめ縄 あす発売

光ヶ丘女子高生徒がデザイン

光ヶ丘女子高校(岡崎市大西町)の生徒がこのほど、「大門縄協同組合」とコラボしたオリジナルのしめ縄を商品化した。装飾の一部には、藤川地区の名物・むらさき麦も使用した。あす13日から藤川町の道の駅「藤川宿」と東阿知和町の産直施設「おかざき農遊館」で販売する。 (犬塚誠)

徳川家の葵紋を表現した「葵紫」と、徳川家康の家臣・酒井忠次が得意とした宴会芸「えびすくい」のエビをかたどった「海老紫」の2種類。むらさき麦は紅白色やえびの尻尾を再現するために使った。

共に長さは約80センチ、幅は約50センチ。葵紫は3年の吉田紗彩さん、海老紫は3年の名倉依里奈さんがデザインした。商品化に向けて行われた校内のデザインコンクールで、66作品の中からそれぞれ最優秀と優秀に選ばれた。

伝統産業の振興とまちの持続可能性の向上に貢献するためのプロジェクト。生徒は5月から、組合員を講師とした講演やワークショップ、田んぼでの稲刈り体験などを通じて大門のしめ縄に対する理解を深めてきた。

吉田さんと名倉さんは「岡崎にまつわる物を取り入れ、今までにない形にした。三つ葉葵には縁結び、海老紫には成長、長寿の意味が込められている。良い1年を迎えてもらいたい」とPRしている。

各限定20本程度で、1本8800円。売上金の半分は、能登半島復興支援金として寄付される。

問い合わせは、同組合代表の蜂須賀政幸さんへ。

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