デビュー70周年を記念
岡崎 内藤ルネポップアップ展
岡崎市出身のマルチクリエーター・内藤ルネ(1932〜2007年)のデビュー70周年を記念したポップアップ展が6日、岡崎公園内の観光みやげ店「おかざき屋」で始まった。生前に描いたイラストやキャラクター、それをモチーフにしたグッズの展示と販売が行われている。来年1月13日まで。
「カワイイ文化の生みの親」(Roots of Kawaii)と称される内藤ルネは、1953(昭和28)年にイラストレーターとしてデビュー。長いまつげとぱっちりとした瞳が特徴的な少女、通称「ルネガール」、日本で初めてパンダをモチーフにしたキャラクターとされる「ルネパンダ」などを世に送り出した。また、グッズや文房具などのデザインも手掛け、さまざまな分野で活躍した。
会場では、ルネのイラストを30センチ四方ほどのキャンバスに収めた36点が壁面にずらり。ケースの中にはルネが手掛けた雑貨や漫画雑誌の付録などが収められている。
グッズはタオルハンカチやバッグ、スマートフォンケース、菓子入りバッグ、キャラクターシールなど400種以上を用意。期間中に新商品も入荷予定だという。入場無料。午前9地30分〜午後4時30分。12月29〜31日は休み。 (横田沙貴)